2008/12/31

カーネル リビルド への旅 (1)

メモリ512MBで行くと言っておきながら、2GB のSDRAMが届いてしまった。

届いてしまったからには、しょうがないので換装する。換装後に起動したら

$ free -m -l -t
total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:           883        361        521          0         10        161
Low:           883        361        521
High:            0          0          0
-/+ buffers/cache:        189        693
Swap:            0          0          0
Total:         883        361        521

となってて、1GB しか認識されてないっぽい。(ていうか、swap なしで動いてたのか)

巷で噂の DELL謹製カーネルの HIGHMEM 設定のせいか?と思って、/boot/config-2.6.24-19-lpia を見てみると多分に漏れず、

CONFIG_NOHIGHMEM=y

となってる。

ほんじゃ、カーネルリビルドするかと意気込むが・・・一筋縄では行かない模様。おかげで久々に一夜を明かした。

みんな mini 9 でのカーネルリビルドには苦戦している様子。どーすっかなー。今年中にはカーネル替えたい。

2008/12/16

launchy 入れてみる

GNOME Do もいいけど、なんかしっくりこない。

で、launchy 入れてみようとするが、

http://sourceforge.net/projects/launchy からダウンロードしたdebパッケージは「i386だからダメ」ってsynapticに怒られた。lpiaじゃないとダメってことか。

ほんじゃ、久しぶりにソースからビルドするかってことで、ソース一式を取りに行く。

が、その前に subversion 入れとく。

sudo apt-get install subversion

で安定版のソースを取りに行く。

svn checkout https://svn.sourceforge.net/svnroot/launchy/trunk/Launchy_QT/

するとLaunchy というディレクトリが出来る。INSTALL.txtを見ると、ビルドするには、なにやらライブラリとか g++とか要るみたい。で、再び

sudo apt-get install libqt4-dev libboost-dev g++

とする。なんか

Processing triggers for libc6 ...
ldconfig deferred processing now taking place

とか出るけど、

http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=1399

とか見ると問題なさそう。

sudo apt-get install dh-make dpkg-dev fakeroot

で、あとは普通に

makesudo make install

そうそう、インストールログとして

script ~/install_launchy.log

とかしておくと、あとで消したいときとかに便利。というかソースからインストールしたときは保険として必要かも。

sudo のタイムアウトを延長する

標準で sudo が入っているのは、なかなか気が利いてるんだけど、タイムアウトが短すぎないか?

というわけで、sudo のタイムアウトを延長する。

sudo visudo

として、

Defaults env_reset

の下に

Defaults timestamp_timeout = 360

を追記。

これで3時間はダンマリのはず。

apt-get autoremoveって

とりあえず、DELL標準のUbuntuを軽量化して当面しのぐことにする。

で要らんそうなものを片っ端から synaptic で削除。

で、久しぶりにapt-getでもしてみるかと、

sudo apt-get install hoge

とかやったら、なんか

「要らんライブラリがあるから apt-get autoremove したら?」とか言ってきた。

autoremove って何?

というわけで、言われるがまま

sudo apt-get autoremove

してみるとゴソーっと要らんそうなライブラリが削除された。

autoremove って初めて知った。こんなのdebianにもあったっけ?

ecoLinux インストール断念

ecoLinux をインストールしようとしたんだけど、いざインストールしてみるとネットワークドライバがないとのこと。

そらそやね。ま、DELL標準のUbuntuのドライブをどっかにExt3のままコピっといて、そいつを参照してドライバ入れてやればいいんだろうけど・・・ちょっとだるい。

ecoLinux Light も試したけど、こちらはインストーラが起動する前の×カーソルが表示されたままで停止。むむー。

というわけで、またいずれ・・・

2008/12/14

とりあえずバックアップ

Ubuntu って初めて使うからちょっとわくわくしていたもんだが、このビジュアルはいい意味で期待を裏切ってくれた。

f:id:gnrr:20081214114506p:image

デスクトップ環境はGNOMEベースと聞いていたから、あんまし期待もしなかったけど、今のGNOMEってこんなにカッコイイのか?ノーチラスもおしゃれだし。

ま、いいか。df -h したらこんな感じ。残り614MBってちょっとしんどい。

~$ df -h
Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/sda2 3.4G 2.7G 614M 82% /
varrun 247M 96K 247M 1% /var/run
varlock 247M 0 247M 0% /var/lock
udev 247M 36K 247M 1% /dev
devshm 247M 12K 247M 1% /dev/shm
gvfs-fuse-daemon 3.4G 2.7G 614M 82% /home/gnrr/.gvfs

おもむろに Acronis True Image 9 のブータブルディスクを作って、外付けのUSB-DVDドライブにセットして接続。

適当な2.5インチHDDのUSB外付けドライブを接続。

mini 9 のパワーボタンを押したら、次に「0」を押してブートメニューに入る。

外付けDVDドライブを選択するとTrue Image が起動する。

内臓SSDを丸ごとバックアップ。4GB SSD でも40分くらいかかった。

できたイメージファイルは 1.5GB ほど。

はじまり・・・注文から到着まで

冬なんで(?)、開発マシンとして、ネットブックを使うことを妄想してみる。

ネットブックといっても、一昔前のノートPCと比べると速いだろうし、こたつで Emacs Lisp とか、Pythonとか だらだらーと過ごしたい。

開発マシンといっても Emacs 21以上が走って、gcc や Python が入ってて、ちょこちょこっとプログラムが書ければそれでいい。

そりゃ、ウェブは見れないと困るけど、贅沢言わないならw3mでいい。

で、EeePC とか アスワン とかちょっと迷ったあげく、DELL Inspiron mini 9 を選んだ。

DELL Inspiron Mini 9 C109X-C ブラック (8.9型ワイド液晶ディスプレイ搭載)

SSD、ファンレス、1kgちょっとの軽さと オモチャっぽい外見がいい。

ま、世間では納品が遅いとかDELLの対応が問題ありとかいろいろいわれてるけど、まあ気にしない。

変態キーボードにはかなり悩んだけど、あまり深刻に考えない。キーマップ変えればある程度対応可能と見る。

もうWindowsも飽きてきたし、cygwin入れるのもだるいから、一番安い Ubuntu の 34980円モデルを選択。 英語キーボードで色は黒。

後はドノーマル。メモリ512MB、SSD 4GB。これでいい。これで行けるとこまで行こうじゃないか。

2008/11/26 の夜中にポチっとして 12/10 に到着。世間の悪評をよそに、きっかり2Wで到着。

拍子抜けした。

2008/12/13

とりあえず、起動時間を計っとく

bootchartを使う。

ターミナル立ち上げて
$ sudo apt-get install bootchart

で、電源ボタンを押して再起動を選択。こんだけ。
あとはリブート後に /var/log/bootchart の中を覗くと、png ファイルが出来てる。

これで見るとだいたい17秒程度。

f:id:gnrr:20081214114232p:image